舛添新知事のもと、初めての議会がスタートしました。私も昨年に続き、予算特別委員会の委員として審議に臨みました。本会議場のような大きな舞台だけでなく、予算委員会が開催される委員会室のような身近な距離感で、舛添知事と議会とのまさに立ち位置が明らかになったように思います。まちに出ると皆さんからよく「あんりちゃん、新しい知事さん、ど~お???」って聞かれました。やはり関心は高いんですね。
私は国会議員時代の舛添さんとはあまりご縁がなかったので、初めての都議会に臨まれた雰囲気やご姿勢など・・・率直な感想をお伝えしました。「とっても真面目に誠実に答弁されていますー。あ、あと知見が広くて、すごくアタマがいいですねっ。」理解力が高いというか、東京の抱える様々な課題を多角的に論じちゃう、みたいな。そこにプラス、知事もおっしゃるように直接現場を見て、多くの人から話を聞いて、判断することってとても大切ですから。いいじゃないですかっ(★。★)/いい船出ではないでしょうか。
さて。議会の合間を縫って、私も現場に出ましたよ~!杉並区阿佐谷北に開設された、認可保育園開所式にお邪魔しました。駅そばの住宅街に商店街。その一角に建てられたとってもモダンな保育園です。室内から直接出入りできる、鉄棒つきの立派な園庭には感心しました。泥んこになった足を洗えるシャワー付です。東京都が独自の基準で設けた認証保育所については、すでに一昨年、区内3ヶ所の施設を視察しています。かつて訪れた認証保育所では、限られたスペースの中で、お預かりするお子さんの安全や快適性を考えながら様々なご努力をされていました。また、施設長さんからは、昔からその土地に根差して保育に従事してきた責任感や誇りを感じました。ハコだけ充実してもダメ。大切なお子さんをお預かりするヒトへの投資が必要です。今回訪れた認可保育園を運営する民間会社の責任者さんも「保育士確保のために、東北まで出向いて人材を探してきたんですよ」と仰っていました。
大都市東京に求められているのは、いま、お子さんを預けたくても預けることができなくて困っている、そうしたご家庭や社会の要請に向き合うことです。
認可か、認証か、ではなく目の前にある現実を捉えながら、子供たちのよりよい環境づくりにどんな支援が必要か。その視点を忘れずに、待機児童対策に取り組みたいと思います。
明るい笑顔で迎えて下さった園長さんはじめ、保育士の皆さんのご奮闘にご期待いたしますー(^◇^)(^◇^)(^◇^)