ひとにやさしいまちづくり
電柱のないまちづくり
私は平成23年の初当選以来、バリアフリーや防災、まちの活性化の観点から無電柱化を推進してきました。この間、阿佐ヶ谷を南北に貫く中杉通りの無電柱化に着手し、環七は平成36年までに全線無電柱化します。こうした都道以外にも、道幅の狭い区市町村道に対して都が財政面、技術面で支援をしています。杉並区内では昨年、天沼陸橋から荻窪駅西口に通じる区道を無電柱化することができました。
地震に強いまちづくり
3・11の東日本大震災を受けて、東京においてもいざという時、都民の物資を運んだり緊急車両が通る道を特定緊急輸送道路に指定して、その沿道の建築物の耐震化を進めてきました。杉並区内では青梅街道、環七、環八、井の頭通り、新青梅街道、甲州街道の6路線。現在、対象となる建物のうち、診断を終えたものが95%。耐震化率は8割となりました。皆さんの“命を守る道”の安全性を高めていきます。
川辺の安全まちづくり
杉並区内には善福寺川や神田川、妙正寺川など東京都が管理する河川があります。川沿いは桜が美しい季節だけでなく、日々、多くの都民に親しまれています。しかし、豪雨の際には川が溢れ、まちの安全を脅かす地域もまだあり、対策を講じる必要があります。環七地下にある調節池(ちょうせつち)が有名ですが、溢れた河川の水を一時的に蓄える施設の整備を進めています。昨年は善福寺川緑地の地下に調節池を整備し、それによって、今後は更に上流の護岸工事に着手することができます。また、今年は神田川に新たな調節池の整備を開始し、10年かけて治水対策を推進します。
子供の笑顔あるまちづくり
都市の課題である待機児童対策は、保育所の整備費や賃借料補助、用地確保といった施設をつくるための支援だけでなく、子供を預かる保育士への支援が東京都の重要な役割であると考えます。これまで、国に先駆けて、保育士のキャリアアップの仕組みづくりや家賃補助など、処遇改善に取り組んできました。保育の実施の主体は区市町村ですが、その財政力には限界があります。保育人材の発掘、育成、定着といった支援は東京都が集中すべき課題です。
元気で長生き!まちづくり
杉並では5人に一人が65歳以上の高齢者です。高齢化、というと暗いイメージをもって語られますが、ご長寿って素晴らしいことではありませんか!これから重要なのは、いかに元気で長生きするかなんです。そのために、東京都は区市町村が地域で行う予防など高齢者の様々な事業を支援するとともに、住み慣れた地域でいつまでも暮らし続けられるよう、環境を整備していきます。多くの都民が、いつか病気になっても、できれば自宅で暮らしたいと考えています。でも実際は、家族に負担をかけられない、急に病状が変わった時に不安、在宅医療や介護でどのようなケアが受けられるか分からないなど、住み慣れた住まいでの療養は困難だと回答しています。都民の希望に応えるためにも、地域包括ケアシステムの要点である医療と介護の連携、そのための人材育成を推進します。
五輪で夢あふれるまちづくり
新型コロナウイルスが猛威を振るい、残念ながら2020TOKYO五輪は一年延期されました。しかし、この大イベントを夢と希望の持てるきっかけにしたいとの思いは変わりません。子供たちにとっては、学校でオリンピック・パラリンピック教育が始まりました。五輪大会はスポーツの祭典であるだけでなく、国際交流や平和な社会を築こうという目的があります。ボランティア精神の醸成や障害者理解、伝統文化の習得など、子供たちにはまたとないこの機会を通じて、広い視野、豊かな心を育んでほしいと思います。 (さらに…)
無電柱化の現状(%)
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ロンドン・パリ・香港・シンガポール
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台北
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東京23区
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大阪市
友人に聞きました
自分で自分のことって、意外にわからないもの。そこで、友人100人に聞きました。みんなから見て、私ってどんな人?
食べるのが好きだ:
泣き虫だ:
カラオケがうまい:
字がうまい:
杉並が好きだ:
私の決意

都議会議員として三期目を迎えました。これまで、無電柱化や震災対策、河川の豪雨対策など安全なまちづくりに取り組むとともに、都民一人一人の生活に身近な課題である待機児童対策や、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けるための環境整備といった安心できるまちづくりを推進してきました。その中で、国政とも、区政とも違う、都政が果たすべき役割は何かを常に考えてきました。東京の持つ大きな力を活用して、大都市特有の課題解決に集中するとともに、自助・共助によって地域を支える都民一人一人の努力を、東京という公助の力でしっかりと支援していきます。