ドタバタと勉強の毎日ε=ε=ε=(o゜―゜)

議会は閉会中ですが、私目は各会計決算特別委員会第二分科会の副委員長として、教育庁、オリンピック・パラリンピック準備局、福祉保険局、病院経営本部、生活文化局の平成25年度決算審議やら、初めての厚生委員会も副委員長として事務事業質疑の準備やら、お蔭様で元気一杯!ドタバタとあれこれ勉強することばかりの毎日を送っていますε=ε=ε=(o゜―゜)ダダダダダ
決算委員会の福祉保険局関係では、認知症の方や家族を支える取り組みについて伺いました。東京都では認知症を早期に発見し、早期に診断につなげるため、区市町村に保健師等の認知症コーディネーターを配置しています。コーディネーターは家族からの相談を受け、適切な医療や介護のサービスにつなげます。コーディネーターの支援だけで難しい場合は、医師や看護師、精神保健福祉士などで構成される認知症アウトリーチチームが認知症の疑いのある方を直接、訪問して支援を行う取り組みをしています。
とくに、アウトリーチチームが訪問支援したうちの5割が一人暮らしの高齢者、2割が高齢者夫婦のみの世帯で、介護保険も未申請だった方が5割ということを考えると、大切な高齢者支援事業であると感じます。しかしながら、行政の手配にも限りがありますから、杉並区ではすでに民生委員さんなどが75歳以上で公的サービスを受けていない高齢者を訪問する「安心おたっしゃ訪問」といった取り組みがあるように、様々な手段を講じて、一人一人のお年寄りの状態を地域で、みんなで、見守る社会にしなければならないと思います。
そうそう。児童養護施設政策研究会の事務局長として、研究会の鈴木あきまさ会長を筆頭に役員で直接、児童養護施設に視察に行きました。練馬区の錦華学院は明治18年創立の大変歴史ある施設です。家庭の事情で家族が養育できない児童を育て、社会的自立を支援しています。築43年の建物ながら、土田秀行施設長をはじめ、養育者の方々が大切に管理されていて、生活感と愛情たっぷりの空間だなと思いました。施設内は4つの生活グループに分かれて、それぞれ下は幼児から上は高校生まで、11~12名の子供達が暮らしています。
長年そこで働いている職員さんに、「子供たちにとって、子供たちの立場からみて、一番大切なことはなんですか」と尋ねたところ、やはり子供を『治す』心を持った“人”、人材であるとのこと。そうした人材を育てるためにも、スキルアップのために研修を受ける時間を確保するとか、自身の家庭の子育てとの両立も図れるようにしなければならないなど、東京都が支援するべきことも現場に携わるそうしたお声を聞くことで、自ずと見えてくると感じました。