私もこんな風にたくましくあらねば

花々の美しい季節になりました。今年の桜も、花冷えな日もありましたが、各地で皆さんとお花見を楽しむことができました。
桜が終わると、新芽のほんわかしたキミドリ色が、やさしい気持ちにしてくれます。4月も後半になれば、ほら。都道の植え込みには、ピンク色の鮮やかなツツジがまぶしいくらい咲き誇っています。
スギ・ヒノキの強烈な花粉症の私にとっては、そろそろ症状も解消する頃。。。自然とウキウキしてきます

(/・ω・)/ウッキー!

議会の合間のこの時期は、次の議会に向けた勉強会や視察に精を出します。私の同期の都議会議員で、医師でもある葛飾区の和泉武彦先生にお願いをして、医療と介護の現場を直接見てきました。
小さい頃、働く父母にかわり祖父母に育ててもらった私は、お年寄りが大好きです。私を応援してくれる支援者の中にも、元気な高齢者がたくさんおられますが、皆さん、ご自身のことはもちろん、日々、地域のため社会のために町会やいきいきクラブ、スポーツクラブや趣味の会など熱心に活動されています。そうした元気な高齢者を増やしていく支援も必要です。同時に「いまは元気に暮らしていても、いつか、病気をしたとき、介護が必要になったときの不安を感じる」というお声をよく伺います。
私の祖母も、病気で身体が不自由であり薬もたくさん飲みながらの毎日ですが、埼玉の実家で両親に支えられながら暮らしています。「できることならば、住み慣れた自分の家に暮らし続けたい」というのは、多くの高齢者の共通する願いではないでしょうか。
地価の高い東京で、限られた土地の中で、特別養護老人ホームなどの施設を整備するのも必要ですが、同時に、高齢者が住み慣れた我が家で暮らし続ける支援も大切です。
私の訪れた和泉ドクターのクリニックも、自宅で療養するために必要な診療やケアを重視していて、訪問診療が中心。
この日は近所にある介護付き有料老人ホームに往診に行きました。病院に行けなくても、自宅や施設で適切な医療を提供してもらえる、そんな体制をもっと整備していくべきと実感しました。
そうそう。和泉ドクターは一人一人のお年寄り皆さんに「おいしくご飯食べてますか?」って必ず最初に聞くんです。おいしくご飯が食べられるってことは、長生きの生活の質を高めるとっても大事なことだとおっしゃってました。そして、「長く生きてしまって仕方がないょ」っておっしゃるお年寄りには、かつては、「頑張って」と返していたそうですが、いまは「たいしたもんだよ」と。
今月の写真の一枚に、コンクリートからたくましくも可憐に花を咲かせるスミレを載せました。東京の抱える課題は多く、コンクリートのように固いので、時にはふさぐ私ですが・・・私もこのスミレのようにたくましくあらねばね(*・∀・*)♪と思う今日この頃です。